大阪府大学教職員組合

　府大教定期大会

２０２３年度府大教定期大会

大会決議

　大会決議 　2022 年4 月、名実ともに統合された大阪公立大学が発足しましたが、先年に過半数代表者の意見書もなしに就 業規則を労働基準監督署に届け出たことに象徴されるような、民主的でなく、原則も明らかでないその場しのぎ の大学運営が現在も続いています。一方、社会経済情勢に見合った勤務労働条件の改善については、過重労働の 緩和、給与改善、職員の再雇用制度および定年延長、定年延長された教員の期末勤勉手当の見直し、非常勤職員 の手当や雇い止め問題など、組合に寄せられる教職員の要求は益々高まっています。また、旧大阪市立大学の教 職員との勤務労働条件は、教員の給与制度に未だ不均衡を含んでおり、府大教はより一層の勤務労働条件の改善 を目指していきます。
　一方で、2026 年度以降の教職員の大幅なキャンパス移動を見据え、また、労働組合全体としての組織力強化の ためにも、大阪公立大学教職員労働組合（旧大阪市立大学教職員労働組合）および大阪府大学ユニオンとの合併 について2025 年4 月の組織統合を目指して積極的に協議を進めて行きます。
　大学の将来を左右する岐路に立つ私たちに求められることは、大学執行部から与えられる方針を唯々諾々 いいだくだくと受け入れ、それに従うことではなく、私たち自身が大学の将来について真剣に考え、その意見を積極的に発信して、大学運営に反映させていく姿勢を持つと同時にそのために必要な体制を構築することが不可欠です。府大教は、 組合員の意見を取り込み、反映させながら、教職員の暮らしを守り、勤務労働条件と教育研究環境の改善に向けて力強く前進していくことを決議します。
　「大阪公立大学の民主的な将来を切り拓き、働く条件を改善するために組合加入を！」をスローガンに、共に頑張りましょう。

２０２３年８月２８日

大阪府大学教職員組合２０２３年度定期大会

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